「旅を纏う、森に染まる、土と歌う」ー スワラジ工房の伝統服2021
2021年3月20日(日)まで。
日本で「民族衣装」「フォークロアな服」というとお祭りや婚礼など「ハレの日」に着る服を想像しませんか?
それは、色とりどりの刺繍や、美しい装飾、手織りの布に、贅沢な模様をほどこして、一世一代の「おめかし」のための服。
「スワラジ工房」の伝統服は、特別の日のためのものではなく、普通の日の働くための服。ミシンもなかった時代から、型紙を使わないで、手縫いで、手織りの布を無駄なく直線裁ちで、家族のために作っている服を基本にしています。
だから、シンプルで着心地が良く、丈夫で、動きやすい。
タイ、ラオス、ヴェトナム、パキスタン、ルーマニア、モロッコ、そしてまた日本へ。旅で出会った布の作り手と一緒に服作りをしています。